虫歯について

こんにちは、スウェーデンデンタル仙台院長の山田です。

 

歯の病気で虫歯があります。

これは、ミュータンス菌という虫歯菌が糖分を分解するときに出る酸によって、

歯が溶かされてしまい、歯に穴をあけてしまう病気です。

（菌の御飯が糖分で排せつ物が酸というイメージです。）

私たち歯科医師は、その穴の大きさによって詰めたり被せたりという治療を行います。

詰め物や被せ物は、人工物ですので当然虫歯にはなりませんが、

その周りには、必ずご自分の歯が存在します。

ですので、治療後も歯ブラシがうまく当たらないと、

ご自分の歯の部分が虫歯になってしまいます。

また詰め物や被せ物と歯の間に隙間や段差があると、

歯みがきができなくなりまた虫歯になってしまうことがあります。

虫歯ができてしまったということは、

過去にご自分で歯みがきが難しかったということですので、

たたでさえ虫歯の再発リスクが高いということになります。

虫歯をしっかり取り切り、詰め物や被せ物を段差なく装着し、日々歯ブラシを当てて頂いたうえで、

それでも生じてしまう磨き残しを歯科医院で定期的に除去するのが理想的です。