うみの杜水族館にて、歯を磨かなくてはいけない理由を考えてみた

こんにちは、スウェーデンデンタル仙台院長の山田です。

先日、うみの杜水族館へ行ってきました。

大水槽には2万5千匹のマイワシの大群が泳いでいて圧巻でした。

さて、お口の中にも「あるもの」の大群がいます。

ばい菌たちです。

歯につく白いねばねば(バイオフィルム)1g中に1000億匹存在するといわれるほど、

ばい菌がたくさん住んでいます。

余談ですが、バイオフィルムは以前は歯垢やプラークと言われていました。

歯垢は文字通りの垢、プラークは単に歯にくっついているものという意味なので、

どうしても、ただの汚れ程度のイメージがあり、

ばい菌の塊という、深刻なイメージが伝わらないという問題があり、

名称が変わってきています。

話を戻しますと、つまようじの先についた程度のバイオフィルムにも、

1億匹以上のばい菌が存在しています。

上の、マイワシの実に4000倍です。

マイワシの大群をみて、多いなあと思われた方は、

もしかしたら、ご自身のお口の中のは、

その数千倍から数十万倍のばい菌の大群がいるかもしれません。

どうでしょうか。歯みがきがしたくなってきたのではないでしょうか。

 

これから年末年始でお忙しく過ごされる方が多いと思いますが、

皆さん、忙しくなると口腔内清掃は後回しになる傾向があります。

舌で歯を触ってみて、ザラザラするようなら、バイオフィルムが付着しているはずですので、

歯みがきを頑張ってみてください。