近況
こんにちは、スウェーデンデンタル仙台院長の山田です。
先月まで、学会や研修で忙しい日々を送っていました。最近少し落ち着いてきたので近況をお知らせしたいと思います。
10月12-14日には、札幌に出張し、日本補綴歯科学会東北北海道支部学術大会に参加してきました。主に歯科技工士との連携がテーマであり、人口の歯をいかに歯科医師と歯科技工士が連携して製作していくべきかということについて深い議論が行われました。
懇親会の様子です。
2次会からは、北海道の知り合いの先生と合流し海の幸を堪能しました。
2週間後の10月24日から27日には大阪に出張し、日本歯周病学会に出席してきました。学会期間中に行われた歯周病認定医試験を無事合格し、晴れて歯周病学会認定医となることができました。これからは、その称号に恥じぬように、歯周病治療により一層の精進を重ねていきたいと思います。
学会風景
試験翌日に合格発表がありました。合格発表で掲示されるのは、歯科医師国家試験の時以来(10年前)以来でしょうか。少し緊張しました。一緒に受験した同士の先生2人と、3人で握手をして合格を喜び合いました。
最後に、11月24日に栃木県鹿沼市にて、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)に関する講演会に参加してきました。私の師である東京・日比谷のスウェーデンデンタルセンター院長の弘岡秀明先生を始め、インプラント周囲炎の世界的権威であるステファン・レンバート先生など錚々たる演者達の最新の講演を聞くことが出来ました。インプラント周囲炎は2018年現在でもまだ治療法が確立されていない病気ですが、歯周病と似ている点が多いことから、基本的には歯周病治療が治療の基礎になります。先日の歯周病認定医取得が生かせる分野だと思いながら興味深く聴講してきました。当院では幸いにも、まだこの病気の発生例はほとんどありませんが、今のうちからしっかり勉強して備えておきたいと思います。
買った本の著者からサインを頂くことが私の趣味の一つです。今回もステファン先生の著作にサインを頂くことができました。